2月26日のレポ

226埼玉200 アタック小田原城…です。

25日夕方4時半ごろ東飯能駅に到着。
ホテルにチェックイン。輪行袋を解いて、チャリをチェック。
OK、問題なし。

近所をぶらぶらしながら夕飯を考えたが、駅ビルのスーパーで弁当と酒とビールと酒とビールを買って、ホテルで済ませる。
少々足りないので、ホテル内の自動販売機でワンカップを…

4時起床。受付は6時から。
ゆるゆるとチェックアウトしてスタート会場の入間市内の豊水橋という所を目指す。
朝食は吉野家かすき屋かなんかでと思ったんだけど…見当たらず。

お、アレかな、橋が見えてきた。
で、豊水橋と思われた橋を渡って、その下がスタート会場のはず。

スタート会場…って、誰もおらんやないか?
誰もおらんというか、会場という雰囲気がまったく無い。
オイオイ、スタート会場はどこえいってしまったんだろう?
で、ちょっとだけ焦りだす…
スマホのナビで見てもどこかわからず、チョイ焦りがだんだんプチパニックに…
「もしスタート会場にたどり着けずに、DNSになっちゃったら…去年の美ヶ原よりかっこ悪いやんか~」

と、そこに犬の散歩のおじさん登場。豊水橋の場所を聞くと、どうも橋を一本間違えてしまっていたらしい。
おじさんの言うとおりに、大急ぎでその方向に走り出すも、パニクっているもんだから、おじさんの言うとおりのつもりが、まともに理解していないまま、多分こっちの方と、また勘で走っている…

途中の交差点、赤信号で止まった。不二家のレストランがある交差点。
直進するつもりだったが、右方向がやけに気になる。
その瞬間「まっすぐじゃない、右だ…」と、なんだか神がかった勘がはたらきだす。
で、右方向に走り出すと、まもなく、ホントにそこが豊水橋。
「お~、スタート会場発見!わしゃ神か~」と、自分にひとしきり感動。

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なんとかギリで受付に間にあった。すぐにブリーフィング(上の写真)が始まるが、メシ、食っていない…
食わずにそのまんま、6時スタート。

と、ここでまたアクシデント。ぬわんと!ナビ上にコースが表示されない!
(※イマドキは自転車専用のナビ端末というものがあります。昨年ブルベに参加する為に購入済み。これはもう手放せません。)

現在地だけが表示されるだけで、ルートがでてこない。あらかじめダウンロードしておいたコースをインポートしておいたのだが…?
というわけで、読んだことの無いキューシートを読みながら走ることに…
(※キューシートとは主催者側が発表する道案内というかコース図みたいなもの。曲がるポイントを順に表記している)

最初のウチは集団に乗っかっているので問題はない。でも前の人に引き離されて、先頭に立っちゃうと自分が先導役になっちゃう。もしコースから外れると、後ろの皆を道連れにすることになる。なので引き離されないように踏んでいく。

そんなんでも、しばらくは順調に回す。んが、その内に、なんてことの無いゆるい坂がだんだん、しんどくなってくる。
メシ食っていないもんだから、ペダルに力が入いらなくなってきている。
アカン…切れてきた。
40キロ地点かな?もう後ろから抜かれるばかりで殆どドベ状態。

でもって追い討ちをかけるように、前輪にぐにゃって、いやな感触!
パンクじゃ・・・・・
ここで、もうどうでもいいわと開き直る。
チューブ交換しようかと思ったが、新調したばかりのR-Airのチューブは1800円。パッチを貼ってもう少し働いてもらうことにする。

ようやっと、第1CPのセブンイレブン。

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速攻吸収ゼリーと塩むすびとあんぱんと、どら焼きとフランクフルトと午後の紅茶をかっ込む。
んが、かっ込んだからといって、それがすぐにペダルを踏む力にはならない。
胃だけがとりあえず膨らんだ状態で、そのまんまユルユルと走り出す。
(膨れた分だけ、カラダが重い…。さらに登れん)

それでも最高度地点の宮ヶ瀬にたどり着き、あとは海岸線まで下り基調。
空は曇天。午後から天気はよくなるはずなんだけど?

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海が見えた!
長野県人にとって海は特別な景色。久々の海に感動。
でもって、ここまでくると食べたものがようやくエネルギーになってペダルに力が入ってくるようになる。
ここから折り返し地点の小田原城まではほぼ平坦な一本道。

小田原に入って折り返し地点のナントカパークまでちょいとだけ登る。その途中の坂から見える海。

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登りきって折り返し地点でチェックを受ける。すでに12時50分。

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せっかく小田原まで来たんだから、なんか美味しいもの食いたいと思いつつも、なにが美味しいのだかわからず、時間も結構遅れているので、結局ローソンの弁当で補給。

来た道をひたすら引き返す。ここからはほとんど一人旅になっている。キューシートを見ながらの走行にもだいぶ慣れてきている。

海外線を離れると、復路は基本登り基調。
途中のPC2で雨が降り出す。結局青空は望めず、あの晴れマークの並んだ天気予報はなんだったんだ?
今日のコースで一番きついナントカ峠を登る。ここは昨年10月のブルベでも往復している。きついけど距離が短いことはわかっているので、しんどいけど気分的にはさほどしんどくない。

登りきって再び宮ケ瀬へ。残り約60km。ここで5時ちょっと前。帰りの電車の時間が気になりだすが、気になったところでスピードが上がるわけでもナシ、ここで時計を見ることをやめにした。

とはいうものの、だんだん暗くなってくると同時に、キューシートが見えにくくなってきた。誰か来ないかな~と期待したとき、後ろから3人組のお兄ちゃんちに抜かれる。ヨッシャー!このお兄ちゃんちにのっかてていけば戻れる!と必死こいてついていくが、も~早いのなんのって、アホかー!お前ら!!、49歳の中年オジサンにもっと愛をー!!!、と心の中で突っ込みをなんどもなんども、なんども入れる。
離されては信号待ちで追いつき、また離されては信号で追いつきを繰り返していたが、とうとう行っちゃいました。

…と思ったら、なんだか今朝見た風景。ここは神様が右だよって教えてくれた、不二家のレストランがある交差点ではないですか!

というわけで、非常にトラブリーな今年の初ブルベでありましたが、無事ゴールできました。
11時間55分。結構かかってしまった。
ま、でもこれはこれで良しとしておきましょう。

東飯能駅まで数キロを自走で戻り、輪行。

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チャリにありがとう。

結局帰りの電車は最終のあずさ。
八王子から乗ると・・・・ほーら日曜の最終はやっぱり満員御礼。
甲府までずっと立ってました。こっちの方がしんどかったりして…

妻に松本駅まで迎えに来てもらって帰宅。
すみません、遊ばせてもらっているのに、こんな時間に迎えに来てもらっちゃって…感謝。

妻が買っておいてくれた水分で、本日最後の補給。

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でも、味は…びみょー

次は3月24日の遠山郷300。
がんばろっと。




2012年03月03日 Posted bytosikiya at 07:22