11月9日まで

◯ソリンアレイに返送したフレームは5日に戻ってきた。
戻ってきた・・・

戻ってきたフレームにホイールをはめてみる。
はめてみる・・・

はまらない。
はまらない・・・

はまらないエンド部を見て、ワケがわからなくなり、頭の中が混乱する。
はめ方を忘れてしまったのだろうか?

落ち着いて、深呼吸をして、何回も確認してはめることを試みるが、やはりはまらない。
このホイールに何か間違いがあるのだと思い、手持ちのホイール3本を試してみる。
しかし、残念ながらいずれもはまらない。

なぜ?

3ヶ月と言われていた納期が4ヶ月になって、ようやく届いたフレーム。
リクエストしていたヘッド長の寸法が違っていて、アレ?と思った。
それはリクエストしていた寸法そのものがジオメトリー的にNGだったので、こちらのミスである。
でも、納品後の問い合わせに対してその説明がされるのは、いかがなものであろうか?
そして、挙句の果てにリヤホイールがはまらなかった。

はまらないエンドを修正すべく1日、返送した。
◯ソリンアレイさんもすんなりとミスを認めていただき早急に修正すると言ってもらったのだが・・・

で、修正されて戻ってきたフレーム、左エンドにははまるのだが、右エンドにはまらない。
こういう仕事ってありえるのだろうか?

不思議と、怒りはまったく無かった。
怒りではなく、この時、感じていたのは失望感だけだった。

ホイールを組む高い技術力は確かにあるのだろう。
春に組んでもらったR415のホイールの走りは本当にすばらしい。
でも高い技術力だけではプロとはいえないと思う。

お客がどんな気持ちでオーダーをだしているのか?
乗りたい・・・乗ってみたい、たったそれだけだが、その気持ちの大きさは計り知れない。
そうしたお客の気持ちを想像できない◯ソリンアレイさんは、プロとは言えないと、個人的に思う。

・・・なので、修正されて戻ってきた「ホイールのはまらないフレーム」は、6日に返品しました。
残ったのはこのシール・・・素材チューブの8630Rを証明するシール。

11月9日まで
 
一番かわいそうなのは、乗りてのいなくなったフレーム。
気のどくなのは、ビルダーの◯口さん。

主治医のフクイさんちに預かってもらっている組まれるはずだったパーツ、どうしよう。
・・・って、フレーム、ナニにしようか?

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・・・哀秋の朝たぬき。

11月9日まで



2013年11月09日 Posted bytosikiya at 07:34