9月15日、16日と17日
昨日のブルベから、明けて17日。朝起きたら、腕時計がゆるくなっていた…というか、なんだか体がおじいちゃんのようにガリ細く、枯れたようなカンジになっていた。
たくさんの水分を摂ったつもりだったけど、それ以上に、出て行った水分量が多かったということか。
レーサーパンツが塩で白くなっていたし。
+++++++++++++++++++++++++++
BRM916 信濃300、その本番の日。
15日午後は散髪のあと、須坂温泉でひとっ風呂。
その後、須坂んちで昼寝…するが、期待と不安とで・・・寝れたような寝れていないような。
夕飯は、少々多めに摂る。
11時少し前に須坂んちを出て、集合場所の長野運動公園へ。
参加人数は、ブリーフィングの時に数えて12人ぐらい?もっと多かったかもしれないが、今まで参加したどのブルベよりかなり少ない人数。でも昨年の出走者はたった二人だけだったという。
受付、車検を済ませて12時スタート。自分は最後尾でスタート。
こんな真夜中を走るのは、今回2回目。夜の走行は慣れていないので、少々…かなり不安。
街中を抜け、松代へ。一つ目の峠、地蔵峠を越える。
途中2人をパスする。一人は咳き込んでかなりしんどそうだった。
今日はクラブレーサー。これにLow30tのスプロケットを装着している。
無理をしないように、体力温存のために30tでくるくる回してのぼるが、頂上到達が1時47分。楽はできたが時間がかかりすぎているような…
真田に下って、今度は鳥居峠をめざす。
ここも無理をしないようにクルクルユラユラとのぼる。
鳥居峠頂上が有人の第一PCとなっている。チェックを受けるが、第一PCの制限時間までナント!13分を残すだけだった。
アカン、やっぱ時間をかけ過ぎている。
群馬側に下り、田代信号から湯の丸の地蔵峠をのぼる。
最初の地蔵峠も二つ目の鳥居峠も今まで数回のぼっているので、頂上までの行程が感覚的にわかる。
でもこの湯の丸ははじめてなので、次のカーブがきついとかゆるいとかの雰囲気がわからない。辛うじてガードレールの上部の連続する反射板の高低差で、ちょっと先の坂がきつくなるかな?って予測ができる状態。
外灯さえも無い完全な闇の中の道をヒィヒィと登っていく。。
中間部の川と併走する道は、その勾配がかなりきつかった。川から離れて蛇行するようにはなり、少々楽になったような気がしたが、頂上についたときはもうへとへと。
気がつくと、全身が汗でびっしょり。ジャージもレーサーパンツも汗でビショビショ、絞るとポタポタと滴り落ちる状態。
到達時間4時58分。時間は更にかかりすぎている。
空が明るくなり始めていた。
時間を縮めるべく、次の麦草峠登り口の第三PCまで急ぐ。
急いだんだけど、オンヤ~?さっきからナビの画面が一向に変わらない?・・・って、固まってました。でもって、コースから随分と外れてしまっていた。
キューシートも併せて呼んでいたけど、「T字路を左折」という指示を、突き当たりと勘違いしていて、気を楽にしていた。で、そのT字路を直進し、その先でナビの異変に気がついて・・・
アカン…時間無い。
途中一人をパスし、パスしながら「やばいよ~」って声をかけ、せっせせっせとペダルを回す。
なんとか20分まえにPCに到着。時間的な貯金は7分程度挽回。でも、そこに待っていたスタッフにハナシを聞くと、湯の丸からここまでは貯金を溜める区間だから、もうちょっと溜める事ができるんだけどね…とのコトだった。
いずれにせよ時間が無いので、補給はリポビタンでぇ~と栄養補給ゼリーで済ませてそそくさと走り出す。
さて、最大の難所の麦草峠です。標高差1260m、距離26kmと、なが~いステージのはじまり。でもここはツールド八ヶ岳で3回登坂しているんで、プロフィールは大体わかっている。
でも、既に3本の峠を超えてきている体には高すぎるし、長すぎる。
のぼり始めて、まもなく白目をむき出す。
キツイ、キツイ…ナンでこんなこと、オレしてんだろ~って気になってくる。
白目のまま…そのまま気を失いながらのぼる。
晴天の麦草峠頂上。
この後下って茅野市のローソンが第三PCなんだけど、いやはや、かなりやばい。
時速●●kmでくだらないと間にあわん。
なもんだから…時速●●kmを意識して下る。
こ、怖かった…
で、第三PCに到着。
結果、3分オーバー。
…終了。
いやはや、いやはや…ハハ、ハハハハハハハハッ・・・ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハって、乾いたワライがとまらない。
結局、今回も300を完走できなかった。
この後、茅野駅から輪行で長野まで帰る選択肢もあったが、ここまで来たんだから、少なくとも大門峠だけでもトレースしようと登る。
と、登りはじめるが、登りのきつさに、今度は暑さが加わる。
・・・輪行しときゃよかった。
大門峠。
も、いい。坂でおなかは、いっぱいです。
もう、たべられません。ごちそうさまでした。
このまま、なるべく坂の無い道を選んで、須坂まで自走で帰る。
須坂んちまでの総走行距離、結果的に270km
スタートから大門峠までの獲得標高差 4269m
過酷ってことばをそのまんま体験したような一日だった。
でも、このコースを完走した人が何人もいるんだよね・・・
たくさんの水分を摂ったつもりだったけど、それ以上に、出て行った水分量が多かったということか。
レーサーパンツが塩で白くなっていたし。
+++++++++++++++++++++++++++
BRM916 信濃300、その本番の日。
15日午後は散髪のあと、須坂温泉でひとっ風呂。
その後、須坂んちで昼寝…するが、期待と不安とで・・・寝れたような寝れていないような。
夕飯は、少々多めに摂る。
11時少し前に須坂んちを出て、集合場所の長野運動公園へ。
参加人数は、ブリーフィングの時に数えて12人ぐらい?もっと多かったかもしれないが、今まで参加したどのブルベよりかなり少ない人数。でも昨年の出走者はたった二人だけだったという。
受付、車検を済ませて12時スタート。自分は最後尾でスタート。
こんな真夜中を走るのは、今回2回目。夜の走行は慣れていないので、少々…かなり不安。
街中を抜け、松代へ。一つ目の峠、地蔵峠を越える。
途中2人をパスする。一人は咳き込んでかなりしんどそうだった。
今日はクラブレーサー。これにLow30tのスプロケットを装着している。
無理をしないように、体力温存のために30tでくるくる回してのぼるが、頂上到達が1時47分。楽はできたが時間がかかりすぎているような…
真田に下って、今度は鳥居峠をめざす。
ここも無理をしないようにクルクルユラユラとのぼる。
鳥居峠頂上が有人の第一PCとなっている。チェックを受けるが、第一PCの制限時間までナント!13分を残すだけだった。
アカン、やっぱ時間をかけ過ぎている。
群馬側に下り、田代信号から湯の丸の地蔵峠をのぼる。
最初の地蔵峠も二つ目の鳥居峠も今まで数回のぼっているので、頂上までの行程が感覚的にわかる。
でもこの湯の丸ははじめてなので、次のカーブがきついとかゆるいとかの雰囲気がわからない。辛うじてガードレールの上部の連続する反射板の高低差で、ちょっと先の坂がきつくなるかな?って予測ができる状態。
外灯さえも無い完全な闇の中の道をヒィヒィと登っていく。。
中間部の川と併走する道は、その勾配がかなりきつかった。川から離れて蛇行するようにはなり、少々楽になったような気がしたが、頂上についたときはもうへとへと。
気がつくと、全身が汗でびっしょり。ジャージもレーサーパンツも汗でビショビショ、絞るとポタポタと滴り落ちる状態。
到達時間4時58分。時間は更にかかりすぎている。
空が明るくなり始めていた。
時間を縮めるべく、次の麦草峠登り口の第三PCまで急ぐ。
急いだんだけど、オンヤ~?さっきからナビの画面が一向に変わらない?・・・って、固まってました。でもって、コースから随分と外れてしまっていた。
キューシートも併せて呼んでいたけど、「T字路を左折」という指示を、突き当たりと勘違いしていて、気を楽にしていた。で、そのT字路を直進し、その先でナビの異変に気がついて・・・
アカン…時間無い。
途中一人をパスし、パスしながら「やばいよ~」って声をかけ、せっせせっせとペダルを回す。
なんとか20分まえにPCに到着。時間的な貯金は7分程度挽回。でも、そこに待っていたスタッフにハナシを聞くと、湯の丸からここまでは貯金を溜める区間だから、もうちょっと溜める事ができるんだけどね…とのコトだった。
いずれにせよ時間が無いので、補給はリポビタンでぇ~と栄養補給ゼリーで済ませてそそくさと走り出す。
さて、最大の難所の麦草峠です。標高差1260m、距離26kmと、なが~いステージのはじまり。でもここはツールド八ヶ岳で3回登坂しているんで、プロフィールは大体わかっている。
でも、既に3本の峠を超えてきている体には高すぎるし、長すぎる。
のぼり始めて、まもなく白目をむき出す。
キツイ、キツイ…ナンでこんなこと、オレしてんだろ~って気になってくる。
白目のまま…そのまま気を失いながらのぼる。
晴天の麦草峠頂上。
この後下って茅野市のローソンが第三PCなんだけど、いやはや、かなりやばい。
時速●●kmでくだらないと間にあわん。
なもんだから…時速●●kmを意識して下る。
こ、怖かった…
で、第三PCに到着。
結果、3分オーバー。
…終了。
いやはや、いやはや…ハハ、ハハハハハハハハッ・・・ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハって、乾いたワライがとまらない。
結局、今回も300を完走できなかった。
この後、茅野駅から輪行で長野まで帰る選択肢もあったが、ここまで来たんだから、少なくとも大門峠だけでもトレースしようと登る。
と、登りはじめるが、登りのきつさに、今度は暑さが加わる。
・・・輪行しときゃよかった。
大門峠。
も、いい。坂でおなかは、いっぱいです。
もう、たべられません。ごちそうさまでした。
このまま、なるべく坂の無い道を選んで、須坂まで自走で帰る。
須坂んちまでの総走行距離、結果的に270km
スタートから大門峠までの獲得標高差 4269m
過酷ってことばをそのまんま体験したような一日だった。
でも、このコースを完走した人が何人もいるんだよね・・・